昨今、「自転車は車両」というキャッチフレーズがあちこちで叫ばれるようになりましたね。


やっと・・・というか、まだまだ叫びようが甘いとも言えますが、自転車が車両であることを、もっと社会全体が意識するようになるまでは、もうちょっと時間がかかりそうです。


こういう事って、もっとマスコミが先導切って言ってもいいんだと思うんですが、スポンサーが絡まないから余計な事は言わないんでしょうね。



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ところで、自転車は現行では免許がいらない乗り物のため、子供から大人ま多くの人が便利に利用しています。

問題は、子供が自転車事故を起こし、加害者となった場合。



人にぶつかってケガをさせたり、よろけて停車中の車にキズをつけたりと、親の目の届かない所で事故を起こされると、子供が小学生以下であれば、全責任は親が取ることになります



なぜなら、親は12歳以下の子供に自転車を与える場合、的確な”監督・指導”の義務があるからなんです。

だから小学生以下の子供が起こした自転車事故(加害者となった場合)は、無条件に親の責任、となります。



親が”監督・指導”を普段からきちんとやっていた、という証明ができればその限りではないのですが、そんな証明などできるはずもなく、実際に事故を起こしてしまっている限りは、やはり「監督不行届」という烙印は押されてしまいます。



ちなみに、責任能力を問われるのは、基本的には12歳以下で、それ以上つまり中学生ともなれば本人が当事者の責任を問われますが、賠償金が大きい場合は当然、親が肩代わりすることになるでしょうね。



歩行者に対しては特に、自転車は強者となり絶対的に不利ですし、相手がお年寄りや小さな子供だった場合などはケガの度合いも大きくなり、賠償金も跳ね上がる傾向にあるようです。



子供が自転車で歩行者にケガをさせた賠償金としては、1億円くらいの判決が実際に出ています。




子供に自転車を与える事は、決して悪い事ではないのですが、その分、親は責任の重さを理解しておかなければなりません。


それは、ケガをさせた相手に対してもちゃんと賠償するという「けじめ」も含めてです。




あまりにも賠償金が大きい場合、最悪の場合は親が自己破産に追い込まれるケースも増えているそうですから、やはり自動車保険に「自転車特約」などをつけておくのが正解でしょう。



あなたの入っている自動車保険にも、おそらく自転車特約はオプションとして選択できるはずです。


年間で、3500円~5000円程度なので、子供に自転車を与えている場合は、ぜひ保険を見直してみる事をおすすめします。


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