マイカー所有者に朗報か!?

車 維持費 


自民党の宮沢税調会長が、自動車税の引き下げを検討すると発表しました。
まだどうなるかはわかりませんので、楽観視はできませんが、その理由は2つありそうです。

理由1:2019年10月の消費税10%の増税に伴う消費の冷え込み対策
理由2:世界の先進国と比べて、日本の自動車税が群を抜いて高すぎる事への不満

どれくらい安くなる予定?


今回の自動車税減税案ですが、大まかに言うと、排気量の小さな車ほど減税額が大きく、大排気量の車ほど減税額が小さくなります。

2000cc以下の車両保有者には喜ばしい事だと思います。


1000cc以下  -4500円/年
1000㏄~1500㏄ -4000円/年
1500cc~2000cc -3500円/年

このように、500ccきざみで500円ずつ安くなるので、この法則でいけば2500ccクラスの減税額は年間で3000円、3000ccクラスで2500円の減税となるはずです。

まだ原案段階なので、今後注目していきたいと思います。


世界の先進国と日本の自動車税の比較


実際、日本の自動車税は高いと言われますが、どのくらい高いのでしょうか?

世界の主な先進国の自動車税と比べてみると、

アメリカの約50倍
イギリスの約3倍
ドイツの約4倍
フランスの約16倍

となっています。


ただ、日本のように排気量だけで自動車税の額が決まっているばかりではありません。

ヨーロッパでは、環境に配慮した車ほど税金が安くなる傾向があり、CO2の排出量や燃費で税率が決まったりしています。

韓国などは車両の販売額に比例して自動車税が高くなります。



ドイツやイギリスでは「ヒストリック登録」というものがあります。

旧車 税金 

ドイツでは30年以上前の車で特別な改造などをせず、オリジナルを維持している状態であれば、”工業製品文化遺産”と認定されて「Hナンバー」が付与されます。

「Hナンバー」登録車両は、年間で2万円弱の自動車税で済むのです。


イギリスでも大切に乗っている古い車は、課税対象外になる事もあります。

CO2を多く出す車といえど、古い車を大切に乗っている事が認められ税金が安くなるなんて、さすがは自動車先進国ですよね。


自動車維持費という面ではどうなのか?


自動車税 減税 

日本では自動車の維持費が高い、と言われます。
自動車は金食い虫の代表ですからね。

では、外国はどうでしょう?

アメリカはちょっと難しくて州ごとに車検制度があったりなかったりします。
それでもガソリンは安いですし、自動車税は1000円程度~15000円くらいですから、格安ですね。
高速道路も無料がほとんど。

アメリカは車がないと移動すら困難になるため、マイカー所有に関してはハードルが極端に低くならざるを得ないのです。


ヨーロッパはというと、実はガソリン価格は日本よりも高いのが一般的です。

日本ではガソリン1リットルの税金は50円くらいですが、イギリスなどは100円くらいです。
たくさん走るほど、税金がかかる仕組みとなってますね。

ドイツ アウトバーン 

とはいえ、高速道路は基本的には無料ですし、車検費用もかなり安いですから、車の維持費として考えれば、日本はやはり世界一自動車の所有にお金がかかる国、と言って過言ではないでしょう。

今回、自民党から出た自動車税減税の話は、世界と比べても車の所有に対して莫大なお金がかかる事情を考慮し、さらに増税による消費落ち込みを少しでも緩和するために見直し案が浮上したのだと思います。