カタログ燃費は当てにならない



WTPTモード 燃費 


車を購入する時、新車ならカタログの燃費を参考に、中古車もWEBに載ってる燃費などを参考にする人も多いと思います。

ただ、カタログ燃費と実車での燃費のあまりの差に、がっかりした人も多いことでしょう。

「この車はハズレだったのかも」

そう思って諦めている人もいると思います。




この原因は、燃費測定方法にあります。

燃費測定方法はより実車に近くはなっているが・・・


古くは10・15モード。
これは一定速度で走り続けるため、実際の道路でのストップ・アンド・ゴーでの走行とは雲泥の差で燃費数値が出ていたため不評でしたね。


不評の10・15モードに変わり、より実際の走行に近いJC08モードが登場しました。



JC08モードでは、ストップした状態からの発進、速度を変える、エンジンが冷えた状態からのスタート(オートチョークで燃料消費量が多くなる)など、かなり実走行に近い要素が加わりました。

ただ、実際の道路では、エアコンを使用したりライトオンで走ったりします。
坂道やカーブも多く、渋滞やアクセルのオン・オフなども頻繁です。

しかも燃費測定のプロドライバーが運転するため、一般人では絶対に出せない数値が出ていました。


JC08モード WTPTモード 

JC08モードでの燃費データも、やはり実走行とはかけ離れていたため、ユーザーの多くは、

「実際は燃費データの2~3割減くらいだろうな(実際には3割~4割減)」

という感じで燃費を認識していたのではないでしょうか?


国際燃費測定基準WLTCモードが2018年10月より採用予定


こういった国内での不満もですが、実際に海外に日本車が多く輸出されるにあたり、国際基準の燃費測定方法を採用しましょう、となるのは当然の流れであり、遅いくらいでしょう


また、燃費測定用に不正改造した車で測定したり(三菱はこれで問題になったのは記憶に新しいですね)するメーカーもあるため(ほとんどのメーカーという説も)、不正ができない方法を採用する事にしたようです。




新しく採用される”ほぼ”国際ルールの燃費測定方法は、WLTCモードです。

2018年10月から採用される予定です。



WLTCモードは、日本では「市街地」「郊外」「高速道路」の3つのモードそれぞれに燃費が表示されます。
(海外ではこれに「超高速」が加わった4種類ですが、日本では「超高速」は必要なしと判断)


渋滞 燃費 


実際に道路を走行するわけではありませんが、

JC08モードに比べると平均速度は上がり、エアコンの使用、信号などでのストップなどの時間、重量の増加などが加わるため、実燃費にかなり近くなると期待されています。



また、3つのモードでそれぞれ表記されるため、

ちょい乗りが多い人は「市街地」の数値
通勤時間が1時間かかる人は「郊外」の数値
高速道路を走る事が多い人は「高速道路」の数値

を参考にすることができます。


より、自分の自動車使用状況に近い数値がわかるため、車種を選びやすくなるというメリットがあります。

実車に近い燃費が表示されることでのデメリットは、特に無いような気がしますね。
メーカー側は、JC08モードで表記されていた燃費よりも悪くなるのが気になるようですが。






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